動画では、

msgbox""

となっていますが、
msgbox ""

と、スペースを入れるのが正式な記述です。
この記述方式はVB(6.0以外も)に沿います。
また、Call msgbox("")という別の記述方式もあります。
C言語などの他の言語に沿うのであれば
msgbox("")
という書き方もできます。
(この書き方をするとエラーになる関数もあります。)

※以下暗記する必要はありませんが覚えておくといいと思います。
msgboxは「標準関数」と呼ばれるものであり、関数の一種です。
「関数」とは、数学の「f(x)=」という数式と同じものですが、分からない方も居ると思うので簡潔に解説します。
「関数」とは基本的に
「値を与えると(値を与えなくていい関数もあります。)与えた値に対してある一定の処理を行い、結果を算出してくれるもの」 なのですが、
簡単に言えば、
「ルート計算を行ってくれる関数」というのがありますが、この場合「36」という数値を与えると、
「36」のルート計算をしてくれ(=「与えた値のルートを計算してくれる」という一定の処理をしている)
「36」のルートである「6」を結果として出してくれる< /U>
というのが「関数」です。
別の説明をすると
「攻撃力と防御力を与えると、ダメージを計算してくれる」という一定の処理を行うのが「関数」です。
msgboxの場合「メッセージボックスを出してくれる関数」な訳です。
msgbox に対して「""(空白)」という値を与えると
「何のメッセージも書かれていないメッセージボックス」が出てくるのです。
また、この時メッセージボックスに与える値
(先程のルートを計算する関数で言えば「36」という数字)を「引数(ひきすう)」と呼びます。
今回の場合引数は1つですが、
計算などを行うのに必要な値は一つとは限らないので 複数の引数を持つ関数もあります。
また、関数によっては、複数の引数を持っていても幾つか省略できる
(基本の値が最初から決められているので基本の値をそのまま利用するなら引数をわざわざ記述する必要は無い)
ものもあります。
msgboxの場合引数の数は、5つです。(詳しくは第2回の補足です。)