今回、ここを見ている方には・・・
小学生に戻って貰わないといけません。(ぇ
何故って、動画中に四則演算子が出てきたからな訳ですが・・・
分からない人のために一応、
四則演算とは足し算・引き算・掛け算・割り算の事です。
プログラムは大体の場合計算をする訳ですからこの4つができないといけませんね。

まず「足し算」と「引き算」はそのままです。
10+10=10+10
10-5=10-5

が、「掛け算」と「割り算」は記号が違います。
5x4=5*4
10÷2=10/2

となります。
また、
xをyで割った余りを求めるものに「mod」というものがあります。
(今覚える必要はありませんがついでですので紹介しておきます。)

20 mod 3

は20÷3の余りは「2」ですので

a=20 mod 3

はaに2が記録されます。

さて「関数」か・・・・
ここであえてVBの関数宣言の方式を取り上げてみます(何
※以下覚えたり理解しなくて問題ありません。
今回「省略可能(場合によっても含む)」は{}で表します。

(宣言範囲) Function [識別子(関数名)]({{キーワード} 引数名 As [データ型]{,{引数形式}{キーワード} 引数名 As [データ型],...}})
[処理]
End Function

うん、訳分かんないよね。

で、下はVBSの形式。

Function [関数名](第一引数名{,第二引数名,...})
End Function

何かえらい簡単になってますがVBSはこんなもんです(笑
※以下3行グチみたいなもんです・・・
で、全部値渡しかorz
まぁそっちのが理解が簡単でいいか・・・
ぶっちゃけVBプログラマにとって参照渡しできんのは辛い訳ですが・・・

「関数」を「作る」というのは非常に難しいもので・・・・
関数の概念を例え理解していても
「どこを関数化したらいいのか」でつまづくのも珍しくありません。

「関数」の説明をすると、
計算に必要な値を受け取ってその値を元に
一定の計算処理をしてその結果を教えてくれる

という物なんですが、
小学生位の人も見ている前提でポケモンにならって説明してみる事にします。

結果=相手ポケモンに与えるダメージ

必要な値=自分ポケモンの「こうげき」(「とくこう」)、相手ポケモンの「ぼうぎょ」(とくぼう)
使用したわざの「いりょく」、「こうかばつぐん」「きゅうしょにあたった」などのダメージ倍増効果があるかどうか

一定の計算処理=わざの威力・こうげき・ぼうぎょ
などの値を元にダメージの計算

と言ったところです。(現実的にはポケモンのLvもダメージに関係してますがその辺は視覚的に分からないので省略)

まぁ大体の人は

攻撃力÷防御力xわざのいりょく

がダメージの計算式じゃね?
と想像を付けるんじゃないでしょうか?(実際は計算式はもっと複雑で違いますがそこは気にしなくてOK)

これをプログラム風に置き換えると・・・

DM=AT/DF*PW

(DM=ダメージ,AT=攻撃力,DF=防御力,PW=いりょく)
となります。ATとかDFは「変数」ですから値は変化してもきちんと計算が行われますよね。
まぁこんな感じで「msgbox関数」のように
ダメージを計算してくれる「Damage関数」を作ってみたのが↓

function Damage(AT,DF,PW)
Damage=AT/DF*PW
end function


で、これを「msgbox関数」のように実際に使ってみます。
mATが「自分のポケモンの攻撃力(仮に10とします)」
eDFが「相手のポケモンの防御力(仮に5とします)」
sPWが「使用したわざの威力(仮に30とします。)」
という3つの変数に既に値が記録されているものとします。

DM=Damage(mAT,eDF,sPW)

この時、
mATの値が「Damage関数」の「AT」にコピーされ、
eATの値が「Damage関数」の「DF」にコピーされ、
sPWの値が「Damage関数」の「PW」にコピーされます。

そしてfunction関数・・・

function Damage(AT,DF,PW)

この時点で、AT=10,DF=5,PW=30

Damage=AT/DF*PW

ここで、「Damage」という変数は「関数の名前」ですよね。
こういう場合、 「Damege」という変数に値を記録すると
それは「関数の処理した結果」
(msgboxで言えば「メッセージボックスが表示され、押されたボタンに対応する値を教える」という結果)
になります。
実際に計算を行うと、

Damage=2*30
Damege=60

そして「End Functuon」で関数の使用元に戻ります。
「関数」は「処理した結果」に置き換わるので・・・
Damage(mAT,eDF,sPW)の結果である60に置き換わり・・・

DM=60

となります。