前回と同様msgboxが出してくれる結果(「OKボタンが押された」など)の規定値置き換え一覧表です。
if文などで利用できるので暗記するかメモする事をお勧めします。
数値 押されたボタン  規定値 
 1 「OK」(ボタンが押されずメッセージボックスが閉じられた場合もこの値) vbOk 
 2 「キャンセル」 vbCancel 
 3 「中止」 vbAbort
 4 「再試行」 vbRetry 
 5 「無視」 vbIgnore 
 6 「はい」 vbYes 
 7 「いいえ」 vbNo 

※以下2行はプログラマ向け技術的解説なので参考程度で理解しなくて問題ありません。
動画では普通に「変数」を利用していますがVBSでは変数に
「型が無い(厳密にはVariant型という可変の型)」ため
数字であるか文字であるか、あるいは整数であるか実数(小数点以下もある)であるか
の違いを区別する必要がないので便利なわけです。

動画では、
num = msgbox("本文",1,タイトル)
msgbox(num)
としていますが、
msgbox num
とmsgbox(num)は等しいです。
また、関数に与える値として関数を用いる事ができるので・・・
(例えばルートの更にルートだと「ルート(ルート(625))」などとできる)
msgbox(msgbox("本文",1,"タイトル"))
とする事ができます。
この場合、出てきたメッセージボックスで「OK」を押すと
OKを表す値である「1」に
msgbox("本文",1,"タイトル"))
の部分が「置き換わる」と思って問題ありません。
つまり「OK」が押されると
msgbox(1)
となるのです。
「キャンセル」が押されると「2」に置き換わるので
msgbox(2)
となります。

プログラムの解説で「関数は値を返却(返す)する」
などと説明があって「返却って何?ww」と思う人は多いかと思いますが
これは「関数の部分が関数が行った処理の結果に置き換わる」と考えて問題ないです。
例えばSqrという関数は「与えた数値のルートを計算する」関数ですが、
msgbox(Sqr(Sqr(625)))
とある場合、()の中から先に処理が行われるので、最初にSqr(625)が実行されます。
625のルートは25なので
msgbox(Sqr(25))
と(返却値により)置き換わります。
次にSqr(25)が実行されるので
msgbox(5)
と置き換わり、625のルートの更にルートである「5」が表示されるのです。

動画の場合で説明すると
num = msgbox("本文",1,タイトル)
で「OK」を押した場合、
num = 1
と置き換わります。よって、
msgbox(num)
この時点でnumに1が入っているので、「1」が表示される訳ですね


※以下難しいので参考程度で今理解する必要はありません。
msgbox(msgbox("本文",1,"タイトル"))の場合
msgbox(msgbox("本文",1,"タイトル"))がmsgbox("本文",1,"タイトル")
で置き換わった値を直接利用しますが、
num = msgbox("本文",1,タイトル)
msgbox(num)
の場合置き換わった値を一旦numという変数に入れてその変数の中身(「1」か「2」)を利用している分、
余計なステップを踏んでいる事になります。
バグやエラーの特定には
num = msgbox("本文",1,タイトル)
msgbox(num)
という書き方が望ましいですが、余分なステップを踏む分、ごくわずかですが実行速度に影響が出ます。
よってゲームプログラミングなどを将来したい人は慣れて来たら
msgbox(msgbox("本文",1,"タイトル"))
の記述を出来る限り使用するように努力する事を推奨します。