さてinputboxですが
これも「標準関数」の一種で、その仕様は、

inputbox [メッセージ](,[タイトル],[初期入力文字列],[画面上のX座標],[画面上のY座標],[ヘルプファイル],[コンテキスト])

となります。
初期入力文字列とは文字を入力できるボックスにあらかじめ表示されている文字列の事です。
画面上のX座標とY座標ですが、
画面左上を基準として、右下に行くほど座標値は増えます。(数学のXYグラフとYが反転している)
標準の画面位置は画面中央となります。
また、inputboxは「入力された文字列」に置き換わる(返却値が返って来る)関数です。
動画で説明するなら

moji = inputbox("本文","タイトル")



moji = "にーこにこ動画♪"

と置き換わる訳です。
inputboxはmsgboxとかなり似通った関数なので詳しい説明は省きますが、
msgboxの場合「押したボタン」に対応した数値にmsgbox関数が置き換わるのに対し、
inputbox関数は「inputboxに入力した文字列」に置き換わる関数です。
キャンセルが押された場合とインプットボックスが閉じられる場合、
インプットボックスが空白のままOKが押された場合と同じで「空白」に置き換わります。